フィリピンは発展途上国の中では比較的クレジットカードが普及している国です。ホテルや大きなショッピングモールなどでは日本と同じようにクレジットカードが使えます。一般的なのはVISAとMASTERです。JCBはあまり普及していません。
ただし、小さな食堂や商店、コンビニエンスストアなどではクレジットカードは使えません。
インターナショナルカードとは「国際キャッシュカード」のことです。
日本でインターナショナル対応のキャッシュカードを作り、フィリピンの銀行のATMにカードを入れ、フィリピン・ペソでお金を引き出します。すると、その金額に相当する日本円と手数料が、日本の銀行口座から引き落とされます。
例えば、1ペソ=2円、銀行手数料5%で1,000ペソを引き出したとします。すると、1,000ペソ=2,000円で、手数料は2,000円×5%=100円ですので、合わせて2,100円が日本の口座から引き落とされます。
インターナショナルカードはPLUSかCirrusのマークが付いたATMで使えます。
非常に便利なインターナショナルカードですが、1日あたりの引き出し限度額が制限されていますので、まとまったお金の引き出しには向いていません。
また、1回あたりの引き出し額も上限があります。大きな金額を引き出すと、インターナショナルカードを使うたびに利用手数料が発生することになります。
海外にお金を持って行く際に、一番安心で安全と言われるのがトラベラーズチェックです。欧米への留学ではトラベラーズチェックを使う人も多いです。
ところが、フィリピンではトラベラーズチェックがあまり普及していません。トラベラーズチェックを現金に換えられないところが大半です。
欧米留学では一般的なトラベラーズチェックですが、フィリピンでは使えないと思っておいたほうが良いです。
以上見てきたように、トラベラーズチェックはともかくクレジットカードとインターナショナルカードはフィリピンで使えます。ですが、学校での学費の支払いには使えません。
まず、クレジットカードでの学費の支払いにはフィリピンのほとんどの学校が対応していません。学費が現地払いの場合は現金払いだけです。また、学費が米ドル、フィリピンペソで設定されている場合は日本円に換算しての支払いもできません。(参考:お金と両替)
インターナショナルカードは上述の通り1日の引き出し限度額が設定されています。上限額はそれほど高くありませんので、フィリピンに着いてからインターナショナルカードで学費相当額を引き出して学校に払うということもできません。注意してください。
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